Our Pride入歯師 山崎のこだわり

私は、今の入れ歯づくりは抜本的に見直す必要があると思っています。その理由は、入れ歯の不具合に気づいても、そのときにはほぼ修正できない状態になっていることがほとんどだからです。使用感が悪いのを「入れ歯とはこういうものだ」とあきらめて使っている方が少なくないのは当然のことかもしれません。

入れ歯をお使いになられる方のライフスタイルは人それぞれです。食べることがお好きな方、体を動かすのがお好きな方など、生活と入れ歯の動きが密接に関係しているにも関わらず、口の形に合わせるだけの入れ歯では細かいしぐさなどを反映することは厳しいと思います。私はそんな入れ歯の常識を変えたいと考え、『妥協しない入れ歯』に取り組んでいます。

1人ひとりのライフスタイルに着目した、オリジナルの入れ歯。つまりその方の人生の目的を達成するための『目的達成型入れ歯』をお作りします。 私が、『妥協しない入れ歯』を作り始めたのは義理の祖父がきっかけでした。義祖父は美味しい物を食べたり運動するのが好きですが、いつも入れ歯で苦労していました。そこで、孫の私であれば、通常の入れ歯業界ではやれなかった挑戦を何度も試して『妥協しない入れ歯』を作り上げられるのではないかと自然界の動物は、食べられなくなることは死を意味します。人間も食べたいものをしっかりと食べてこそ、趣味に仕事にと充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。私の作る入れ歯が人生に前向きに取り組みたい方の助けになるならば、こんなにうれしいことはありません。是非、『妥協しない入れ歯』を一緒に創り上げて、あなたらしい最高の人生を過ごしましょう。考えたのです。

完成した『妥協しない入れ歯』を使ってからというもの、義祖父は大好きなたくあんをポリポリと美味しそうな音をたてて食べ、運動も楽しくこなしています。周りの方から「あなたの前歯はしっかりしていますね」と褒められるのを喜び、気持ちまで明るくなったと言っています。

入れ歯自体を作る歯科技工士は法律の壁があり直接患者様に触れることができないため、やせ型の年配者か、年齢の若い筋肉質の方なのかも判断できず制作するしかありません。私は患者様の求めるゴールを見極め、歯科医師としての覚悟を持って、その人の人生を充実させるための入れ歯づくりに取り組んでいます。